鬱とブラック企業と私

人生100年とも言われる中で折り返し地点に到達。ギリギリの精神状態で鬱と戦いながら職場で奮闘する自分を今後振り返ることが出きるように自分の気持ちを綴っていこうと思います。

新人研修

面接管の一言『今年度は関東25名、中京5名採用予定です。』説明会には1000名ほど来たようです。狭き門だと頑張って面接したのに入社式には130名来てました。言ってること違いますね。ある意味あの言葉は正しいのですが、、、


研修ではとにかく会社で一番大切なのは

『気合い、根性』

『多くを望むな、欲しがるな、他社より多く働け』

そんな精神論を叩き込まれました。


説明会で貴方達の仕事内容は商品管理、労務管理です。と言われてたのですが、現実は朝の7時~夜7時まで毎日コロッケを揚げて売る日々。あまりのギャップに入社1ヶ月で辞めたい病が出てしまいました。

入社

大学3年の冬から始めた就活。150社にエントリーし、東京~大阪まで説明会に参加。

食品に絞り込み80社ほど面接をして、8月までに内定が3 社。最終面接を5社残してましたが就活に疲れ結局自宅から通勤出来る会社に決めました。

スーパーの零細惣菜会社に勤務。職場にスーツで挨拶に行ってそこで職場のパートタイマーさんに言われた一言は今でも忘れる事が出来ません。

『大学に行ってこんな会社に就職して親は泣いてるでしょ。』

あの時はどうしてそんなこと言われないといけないのか?不思議に思いましたが、今思えば確かに泣きますね。ほんとブラックな業界のブラックな会社ですから。

親族の大半がお堅いお仕事。警察、役所、教師、銀行。私だけ落ちこぼれのサービス業。

もっと自分の人生、後悔のない選択をすれば良かった。

就活

終身雇用の世の中。勉強して大学に入って大企業に入れば老後も安泰。そんなことを教えられ育った自分にとってバブル崩壊は想定外。

やりたいこともなく遊んでばかりで資格もない。自己分析しても何も書けない。振り返っても頭の悪い学生生活でした。

何も興味がないため、食べ物関係ならバカでも出来るだろうと食品に決定。

内定確率を上げるために大量採用している企業を優先。

結局、何年働いてもスキルの身に付かない食品サービス業を選んでました。

初任給はどこの業界もスタートは同じでその後年収に差が出るのに理解していない自分が情けない。学生のアルバイト感覚で初任給と休日日数だけ見比べて選択。今になって思うのが無知ほど怖いものはないということ。もっといろいろ調べて活動すれば良かったです。なぜ新卒の切符を底辺のサービス業に使ってしまったのか?今では後悔でしかありません。